聴音分析とは?
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2022/01/15
コラム
音楽教育の中の一つに、聴音分析があります。
今回は、聴音とは何かを踏まえながら、聴音分析について見ていきましょう。
▼聴音分析の重要点
聴音分析には、いくつか重要な点があります。
■そもそも聴音って何?
聴音とは、音を譜面に起こす能力のことで、音楽を聴いて楽譜を作り上げていく作業です。
音楽は主旋律と呼ばれるメロディー部分だけでなく、さまざまな音で構成されています。
そのため、聴音は主旋律を聴き取る旋律聴音と、一度に複数の音を奏でる和音を聴き取る、和声聴音の2つに大別されます。
■聴音分析とは
聴音分析とは、音楽の中で一部分を繰り返し聴き、その構造を明らかにすることです。
この構造を明らかにすることで、音楽全体に関して、さらにより多くを理解できるようになります。
■聴音分析の勉強法
たいていの音楽が、メロディーラインと呼ばれる主旋律と、伴奏で成り立っています。
伴奏は複数の音で構成されていますので、旋律聴音に比べて、和声聴音の方が複雑です。
また、音楽にはリズムがあり、ウラ、オモテと呼ばれる拍子の取り方も異なります。
聴音分析は、こうしたさまざまな要素で成り立っている音楽の一部分を繰り返し聴く学習方法により、音楽そのものを語ることが可能になる勉強法です。
▼まとめ
音を聴きながら、譜面に起こすミュージシャンの姿を目にされたことがある方は多いのではないでしょうか。
これは、聴音の力が優れているからこそできる技ですね。
聴音分析を学ぶと、音楽の構造そのものを解き明かすことができます。
当スクールでは高度な音楽の勉強も行っておりますので、お気軽にお尋ねください。