曲をアレンジするといった言い方はよく耳にしますが、曲のアレンジとは具体的にどういうことなのでしょうか。
今回は、曲のアレンジについて見ていきます。
▼曲のアレンジは曲作りの一種
曲のアレンジは、曲作りの中で行われる作業の一種です。
■アレンジを日本語にすると?
曲作りで作詞、作曲と来たら、次に来るのは編曲でしょう。
アレンジというと何だか難しく聴こえますが、アレンジとはいわゆる編曲のことです。
作曲を英語にすると、「compose(コンポーズ)」などが当てはまりますが、あまり耳慣れませんよね。
その点、アレンジには何かを変えるといったニュアンスが浸透していることや、編曲よりも言い方がおしゃれといった理由から、よく使われているのではないでしょうか。
■作曲された曲を完成させるのがアレンジ
世に完成品として送り出されている音楽の大半は、作曲が終わった時点ではまだシンプルなままの状態と言えます。
デコレーションケーキに例えるなら、作曲は焼きあがったスポンジケーキの状態です。
アレンジは、このシンプルな状態に飾りつけを施し、華やかにして完成させる役割を担っています。
■アレンジが曲に与える影響
アレンジが曲に与える影響はかなり大きく、時にはガラリと変わってしまうことも少なくありません。
音楽にはさまざまなジャンルがありますが、ハードロックを
ジャズにアレンジすると、落ち着いた雰囲気になることもしばしばです。
アレンジによって、1つの楽曲がさまざまな印象に変わるところもまた、大きな魅力と言えるでしょう。
▼まとめ
アレンジという言葉はしばしば耳にしますので、何となくわかったつもりでいた方も多かったのではないでしょうか。
アレンジはもともとの曲に手を加える曲作りの事で、どのように変えていくかがアレンジの醍醐味です。
当スクールでは、曲のアレンジに最適なレッスンもありますので、お気軽にお尋ねください。